商工会議所について
商工会議所は、商工会議所法にもとづいて設立された特殊法人で、一定地区の商工業者等による総合的な経済団体です。
業種の違いや規模の大小を超えて、その地区内の商工業の改善発達・地域経済の振興を図ると同時に、広く社会一般の福祉の増進をめざしています。
現在、全国各地に515(令年2年4月時点)の商工会議所があり約124万人(令和2年4月現在)を超える会員の連携により、豊かなまちづくりを目指して活発な活動を行っております。
商工会議所の歴史
1878年(明治11年)東京・大阪・神戸に商法会議所として誕生
1885年(明治18年)全国に32商法会議所が設立されその後、各地に設立されていった。(平成30年4月時点 全国515商工会議所)
商法会議所設立の背景
当時は、江戸時代の身分制度「士農工商」による商人の地位向上のためにも商人が集まる場所を必要としていた。明治時代になり日本は世界に認められようと近代化に一生懸命な中、政府(伊藤博文 氏・大隈重信 氏)が実業家(東京/渋沢栄一・大阪/五代友厚・神戸/神田兵右衛門)と連携を図り、「商法会議所」が設立された。
名称遍歴
- 1878年「商法会議所」
- 1890年「商業会議所」
- 1927年「商工会議所」
- 1943年「商工経済会」・・・1946年 終戦により「商工経済会解散」
- 1946年「商工会議所」・・・1953年 現在の商工会議所法が施行された